こんにちは!前回のレポートでは、パースでの外食事情についてお伝えしました。しかし、物価の高いオーストラリアで毎日外食では、食費が凄まじいことになってしまうのは想像がつくと思います。そこで今回は、自炊について簡単にお伝えしようと思います。
◎お肉
物価が高いオーストラリアですが、お肉だけは、日本とあまり変わらないか、日本よりも安めで購入することができます。(パックだと最低でも500gからと量が多い点、薄切り肉は売っていない点がネックですが…)
・様々な肉料理
せっかくのオーストラリアでの自炊ですから、肉料理にチャレンジです。オーストラリアはバーベキューが大人気なので、焼くだけの味付き肉がたくさん売られています。ハンバーグ、ケバブ、ソーセージ(豚だけでなく、牛、鶏と種類豊富です)、ローストチキン、ローストビーフなどがあります。寮のキッチンにはオーブンが備え付けられていますので、手軽に焼くことができます。特にローストビーフは初めて作ってみて、少し火が入りすぎてしまいましたが、とても美味しかったです。
・カンガルー肉
オーストラリアでの自炊でしか味わえない料理として、カンガルー肉が挙げられます。スーパーではよく見かけるものの、レストランではまず見かけません。カンガルー肉は赤身で脂肪が少なく、それでいて肉は柔らかいという食感です。少し淡泊な味なので、味付けされたステーキを買うのが良いと思います。日本では新鮮なカンガルー肉はめったに食べられないので、是非食べておきたい一品です。
◎野菜
いくら肉が美味しいといっても、野菜無しの生活は辛いです。嬉しいことに、オーストラリアでは、ジャガイモ、玉ねぎ、人参が安く、おおむね1kgあたり1ドル~2ドル台で購入することができます。一方で、葉物野菜は高めで、キャベツ、レタス、白菜は1つあたり4~5ドル程度とお高めです。唯一チンゲン菜は比較的安めで、4束で2.5ドルです。小松菜やほうれん草代わりにも使えるので、重宝しています。
◎日本食は作れるか?
結論から言うと、少しお金がかかりますが、作れます。どのスーパーでもアジアンフードコーナーに行けば、しょうゆやみりんなどの基本的な調味料やうどんなどの乾麺、インスタント麺といったものが売っています。また、アジアンスーパーやフジマートという日本スーパーに行けば、より多くのものを集めることができます。どれも日本では考えられないくらい高いですが、どうしても食べたいときには重宝することは間違いありません。また、パースには市街地から少し離れた場所にダイソーがあります。ダイソーでは多くの食品やお菓子、雑貨が3.3ドルで購入できます。オーストラリアの高い物価を考えると、驚きの安さです。一度は行ってみることをおすすめします。