TAP 留学中の学生による特派員レポート

Vol.576(2024.3.1)

日々の英語学習

林 武琉(メディア情報学部情報システム学科,Edith Cowan University Mount Lawley)
パースでの生活もだいぶ慣れてきました。
普段の授業は月から金の8:30~2:30です。また、金曜日は午前中で終わるのでお昼ご飯を持参する必要はありません。授業では、中高で習うような文法や、短い時間の中で自分で調べた記事ついてのミニプレゼンテーションで行うなどのアクティビティなどがあります。特に、記事を使うアクティビティでは短い時間で重要な情報だけを読み取るなどの力をつけることが出来ます。
放課後はコモンルームに行けばいろんな人と話すことが出来ます。
最初の二週間ほどで国籍関係なくグループが出来始めるので、積極的に行動することをお勧めします。また、コモンルームには卓球、ビリヤード、ネットフリックスなどが見れるテレビがあるので、これらが関係作りの助けとなります。
そのほかにも、野球チームに入って現地の方々と接している人もいます。自分は毎週土曜日のパークラン、日曜のフットサルに参加しています。
ECUビレッジには英語のネイティブスピーカーではない方も多く滞在しており、様々なアクセントの英語を耳にする機会がありますが、聞き取ることが難しいことも多々あります。
注意するべきことは、海外で生活しているからといって英語力が向上するわけではないということです。もちろん、授業はあるので英語を学ぶことはできますが、一緒に遊びに行くほど仲のいい海外の友達が出来ない、予定が合わないなどの理由で授業以外で英語を全く使わない日も正直あります。最初の二週間ほどは英語を使わない状況に危機感を感じますが、日がたつにつれて慣れてしまいます。
自分の場合は、やる気があるときはシャドウイングや単語帳、やる気が出ないときはせめて英語字幕でドラマや英語を見るなどで英語に触れる機会を意識的に増やしています。また、入寮した際に日記帳が配布されたので、英語で日記を書くなどもしています。
第一回の際に書いた部屋の衛生状況についてですが、余程の潔癖症でない限り、毎朝シンクで残飯を漁っているアリさんを観察するくらいには慣れることが出来ます。
(パークランの様子)