TAP 留学中の学生による特派員レポート

Vol.598(2024.08.22)

事前準備について

廣中 幹大(建築都市デザイン学部都市工学科, Edith Cowan University Mount Lawley)

都市工学科二年の廣中です。私が留学前に行ったことを、事務手続き、買い出し、パッキングの三つに分けて紹介します。

1. 事務手続き
事務手続きといっても、これがないと留学できないというような超重要書類は全部学校やJTBが行ってくれるので、書類やエッセイを締め切りまでに提出することを心がければよいというのが私の意見です。
自分でやるべき手続きとしてはパスポートの取得、重要書類の印刷、クレジットカード発行くらいだと思います。パスポートは各都道府県の庁舎まで出向かなければならない上に、一週間後に受け取りに再び取りに行くのが非常に面倒です。また、発行と受け取りはどちらも時間がかかるので注意が必要です。重要書類の中でも大事なのは戸籍謄本(原本)とパスポートのコピーです。理由は万が一現地でパスポートを紛失した際に再発行がスムーズだからです。他は最悪無くてもなんとかなります。クレジットカードは限度額が多いものを複数枚用意するといいです。理由は、一枚だと限度額を気にしながら使うことになる、トラブルがあった時に対応できない、セメスターブレイクの旅行で飛行機のチケットや宿を予約する時に不便だからです。私は食費やランドリーなどの生活用と遊びで使う用で分けて使っていて、非常用で一枚持っていました。限度額は具体的に最低でも20万くらい。おすすめは最初から限度額が最初から30万のライフカードです。

2. 買い出し
自分が必要だと思ったもので足りないものを買い出しでそろえることになると思いますが、基本的にスペックが高くないもので大丈夫です。理由は、機能が充実していても結果的にそこまで使わなかったりするのと、どうしようもなければ現地で買えばいいからです。特に食器や洗濯用品系(ネットやハンガー)は、百均に売っているもので十分です。これもはじめのうちは重宝しますが、現地で非常に安価で手に入れることができるので私はすぐにそちらに切り替えました。
逆に必ず持ってくるべきものは変圧器です。ドライヤーやヘアアイロンは売っていますが、変圧器だけは見つけられていないです。スマホやパソコンの充電など、少なくとも初めは困ることになるので、できれば二つ持っていきましょう。
また、個人的には、AirTagなどの位置情報がわかるものをスーツケースや財布などに入れておくと万が一紛失した際に役立つので、余裕があれば購入しておくべきだと思います。
最後に、個人的に注意が必要だと思うのがコンタクトの保存液です。私は2weekのコンタクトを使っていたので保存液も持っていきましたが、最初から1dayを持ってくるか、現地調達すればよかったと後悔しています。余談になりますが、私と友達はコンタクトの保存液を一部機内持ち込みにしたところシンガポールでの乗り換えの際に没収されました。

3. パッキング
まず前提として、持っていきたいものを全部持っていくのは不可能なので、生活に必要なものをリストアップして優先順位を立てておくといいでしょう。大抵のものは現地でそろえることができるので、例えばスキンケア用品やコスメなど、どうしても譲れないものを優先的に入れることをお勧めします。
一番注意するべきことは荷物の重さです。規定重量をオーバーすると追加でお金を払わなければならなくなるので、できるだけ規定内に収めたほうがいいです。また、機内持ち込みと預け入れ手荷物は、それぞれに該当するすべてのものが対象になるので、スーツケースベルトや南京錠を付けた重さを測っておくと安心です。特に機内持ち込みに関しては、身につけているものを除いたすべてのもの(スマホも入る)の重さになるので注意が必要です。

以上、到着から三週間近く経っているのに事前準備だけで、書いている身としては物足りないですがこのあたりで初回のレポートとさせていただきます。今後も何回かに分けてアップロードされると思いますので、ぜひ目を通していただけると嬉しいです。

追記:事前準備に関する写真が無かったので、二日目にレクルームの前で撮った写真でご容赦ください。

(プールサイド)