TAP 留学中の学生による特派員レポート

Vol.582(2024.4.1)

パース Japan Festival

林 武琉(メディア情報学部情報システム学科,Edith Cowan University Mount Lawley)

3月23日に開催されたパースJapan Festivalにボランティアの一員として参加しました。
ボランティア仲間には同じTAP生の人、ワーキングホリデーでパースに来ている人、日本とパースを行き来しながら生活している人など様々な人が居ました。
中には日本語を喋るオーストラリアの方もいたので、日本語で聞いて英語で返答したり、その逆であったりと、とても異質な空気が流れていました。

自分はキッズアクティビティ担当で、子供向けスタンプラリーの運営を行いました。
具体的には、スタンプを手に入れるための、「簡単な英語を日本語で言えるか」というミッションを運営しました。フェスティバル当日が快晴だったのにも
関わらず、日焼け止めを忘れてしまい、さらにミッションの場所が日なただったので一日でとんでもないくらいに日焼けしました。
会話相手は基本的に子供だったのですが、大人と違って非ネイティブに対しても容赦なく話しかけくるのでなかなかハードでした。
また、スタンプカード販売のおつりがなくなってしまい、ほかの店におつりを両替を頼みに行ったり、景品が途中でなくなってしまいその場で折り紙で自作
して代替するなどのトラブルもありましたが、ほかではできない良い経験が出来ました。

スタンプラリーは5時ごろに終了しましたが、フェスティバルは8時までやっていたので、終了するまではミッションで使ったパネルを用いて、来場者と
コミュニケーションをとりました。
自分から話しかけておきながら、相手の返答を聞き取れなかったときは冷や汗をかきましたが、挑戦したおかげでたくさんの新たな出会いがあったので
とても有意義な時間でした。

フェスティバルは一日で約2万人が来る大規模なもので、特に印象に残っていることは盆踊りです。
久しぶりに日本の文化を感じることが出来ると思っていたのですが、行われていた盆踊りはどちらかといえばバブル時代のパラパラダンスのようなもので
とてもびっくりしました。終了間際の回では東京音頭などのなじみ深い盆踊りが見れたので安心しました。

TAP生の人、特にジャパンフェスティバル実行委員の人はこのボランティア参加を強くお勧めします。

(パラパラ盆踊り)