TAP 留学中の学生による特派員レポート

Vol.500(2022.10.01)

現地での授業(前期)

橋口 敬希(理工学部 自然科学科 MU)

約100日間のTAP日程では、平日は基本的にキャンパスでの授業があります。前期に英語クラス(intensive English)があり、1週間の休み期間(semester break)をはさみ、後期に専攻別の専門授業(liberal arts)があります。今回は、前期課程が終わったタイミングなのでこれまでの授業を振り返ってみたいと思います。

私は、コロナの影響で2・3年生が合同でTAP留学しているので、マードック大学だけでもTAP生が100人以上います。クラスは、テストなどの英語レベル別で6クラスに分けられていて、各クラス20人ほどで構成されています。先生はもちろんネイティブの方で授業はオールイングリッシュで進んでいきます。とはいっても、先生も私たちの英語力を理解してくれていますし、クラスメイトも優しいので、発音のミスや単語が出てこないことがあっても気にすることはないです。

授業は9:00-10:30、11:00-12:30、13:15-15:15の3コマです。ただ教科書を使うだけでなく、屋外にでてアクティビティをすることが多く、楽しんで授業ができます。キャンパス内を歩いている人にインタビューをしたり、宝探しのようなミッション系のゲームをしたり先生と生徒で工夫しながら行ったアクティビティが印象的でした。屋内の授業でも、英語のボードゲームなどもでき、毎日ある授業も楽しく受けられました。

昼休みは、自分で作ったランチを食べる人もいれば、学食に行く人もいます。マードック大学のキャンパスはとにかく広くて、想像以上に移動時間が長い人もいます。そのため教室が離れた場所にある人は学食まで行くのが時間的に難しいこともあります。しかし、先生はそのことを分かってくれているので、授業時間を可能な限り調整してくれています。対して、午後の授業が終わる時間は伸びないので、放課後の予定が立てやすく、授業後にシティに直行する人もいます。

授業中も休み時間も広いキャンパスを存分に感じられる毎日です。休日のお出かけもいいですが、友達と授業を受ける平日も同じくらい楽しく過ごせます。